インタビュー08

有限会社富士タクシー 専務 小林隼人さん

Q 戻って再開することへの迷いは?
A 頭の中でやっぱり、力になりたいというか まあ少しでもっていうのはありましたし 厳しい状況というのははじまる前から分かっていることなので やっぱり少しでも小高の為に、じゃないですけど 頑張っていきたいなという気持ちを スタート段階というか、そういう気持ちでしたね 

Q 震災から7年、どう感じますか?
A 色んな人に出会って、色んな人に救われたといいますか ありがたみっていうんですかね、温かさというか 色んな方に助けてもらっている 本当に感謝というか本当にその感じですね

Q 仕事への思いを聞かせてください
A 地域密着のお仕事だと思うんですけれど 足になるだけではなくて おじいちゃんおばあちゃんの話を聞いてあげるだけでも コミュニティの場もありますし 重い荷物を持ってあげるだとか 力・手助けじゃないですけど やりがいといいますか もっともっとやりやすいようにしてあげたいなと 

Q 利用者の反応はいかがですか?
A 病院に行ったりするのに助かるというお話とか 雪とかもありましたし 運転できない、こわいっていう所をお願いできる やってくれてよかった。って言いますね 普通のタクシーの方が再開できたのが2017年の8月ぐらいなので 人員の問題もありますし 

Q 現状の小高について
A 若い人がいない。働く人が少ないという印象が多いので こういう職種(タクシー業)も若い人たち全然働けるんだよ 増やしていきたいなっていう気持ちはあります 

Q 小高が好きですか?
A もちろんですよ 極端に何か突出しているわけではないんですけれど 慣れ親しんだじゃないですけれども 昔から頭に残っているものがあるので 落ち着くなっていうのはありますよね 友達同士で呑んだりするときも やっぱり絶対出てくる フラッシュバックしてくるとどうしてもあの光景が出てくる