インタビュー06

魚料理・お食事処 島魚 島尾清助さん

Q ご自身について教えてください
A 魚屋の息子に生まれて私で3代目です 私は長男じゃなかったものですから 普通高校の双葉高校に行きまして 双葉高校から東京の大学に進みました 東京でも生活しようと思ってたんですが 色んな家庭の事情がありまして、大学を中退して 実家に戻ってきて跡継ぎをする状態になりました その後小高にも根を下ろそうと覚悟しておりましたので 小高のサラリーマンという形を選びまして どこにでもある商工会という所に勤めまして その後民間の会社から手伝ってくれないかということで 弱電関係の責任者を勤めて 35歳までサラリーマン生活をしていました 

Q 島魚の再開はいつ頃でしたか?
A ご承知の通り、南相馬市小高区は 平成28年7月12日に避難区域解除ということで オープニングセレモニーではないんですけども 電車も来まして、インフラもある程度整いましたので それに合わせて、私も商売を再開しようという形になりました 

Q 小高での事業再開の意義は?
A 再開しようと思った時にはですね やっぱり自分のお尻を叩いてっていう部分もありましたけど 意地みたいな所もありました ただ意地だけでは生活できませんので あくまでも需要と供給 お客様があって、私たちのお店があるっていう部分が 相対した形で成立しないと 商売っていっても成立しませんので そういう部分からいうと 難しいことっていっぱいあるわけなんですけれど ただ、計画は計画としてもっていかないと 継続は力っていう言葉もありますけど やってもすぐ終わるって訳にもいきませんので その辺が身長しなきゃいけないかなと思っています