インタビュー05

谷地魚店 谷地茂一さん 美智子さん

Q お店の再開はいつ頃ですか?
A 2016年の7月12日の避難区域解除の時に小高に帰ってきて その後NHKさんや各テレビ局さんに出させてもらったときに ここは小高の俺のふるさと 平成23年の3月12日に危ないということで逃げた 逃げても日本の技術で言えば5~6日で帰ってこられると思ったのが 約6年(5年と6ヶ月)で帰ってきたわけなんだけれども 逃げる時から、すぐに小高に帰ってきて魚屋を再開すると 一回閉めたシャッターを開けてやるつもりでいた 妻も反対しなかったし ところがこの5年6ヶ月の間にネズミが沢山入った ハクビシンも入った 魚屋は生モノの商売だから そういう汚れたまんまの家では俺はちよっと嫌だなと思って 家を建て直して、こういう家を建てて 避難解除された7月12日が新しい家の火入れ式で その3日後の7月15日に「谷地魚店」を再開しました 

Q 新しくチャレンジしてみたいことは?
A ありません やっぱりね、この商店街に人が歩いてくれればいいよね 震災の後、小高町の為に色んな町から あるいは震災前、お店をやってなかった人たちが小高町に来て お店をやろうとしている これがありがたいよね 

Q 小高の魅力は?
A 友達が沢山いることだよね、小高には 笑顔だよ、みんな笑顔でね ひまわりカフェやっててもやっぱりみんな笑顔だもんね 双葉食堂さんも双葉屋旅館さんも ひまわりカフェをやっている商工会のお嬢様達も